産地:チリ / セントラルバレー ボリューム:ミディアムボディ ブドウ品種:シラーズ 南米で高い評価を受けているコンチャ・イ・トロ社の「悪魔の蔵」シリーズのワインは、その深い紫色と豊かな味わいで知られています。このワインはブラックチェリーや熟したブラックベリーのような上品でフレッシュな果実味が凝縮されており、シダーやチョコレートのスパイス、そしてトーストの香りが感じられます。丸みを帯びたフルボディで、果実とトーストの香りのバランスが絶妙です。いきいきとした酸味と柔らかく甘いタンニンが口中に広がります。 このカーヴ(蔵)の名前の由来は、創立者ドンメルチョー氏が「この蔵には悪魔が住んでいる」という噂を流し、盗難から美酒を守った伝説にちなんでいます。カッシェロ・デル・ディアブロのボトルには悪魔の刻印が施されており、この伝説を語り継ぐ役割を果たしています。 19世紀、スペインの名門貴族コンチャ伯爵家のドン・メルチョー氏はボルドーからブドウの苗をチリに持ち込み、マイポ・ヴァレーにブドウ畑を開拓しました。コンチャ・イ・トロ社の最高級ワイン「ドン・メルチョー2005年」は、2008年にワイン・スペクテイター誌の世界のトップワイン100銘柄中12位にランキングされ、豪華客船クィーンエリザベス2世号のワインリストにも掲載されるなど、南米のプレミアム・ワイナリーとしての地位を築いています。 赤身の肉、ラム肉料理、スパイスを利かせた料理などと相性が良いです。 アルコールの販売者は「株式会社イトーヨーカ堂」となります。