沙琪瑪(サチマ)は、もともと「薩其瑪」と書きます。中国北方の少数民族である満州族のお菓子で、小麦粉を使って作ったおこしのような揚げ菓子です。小麦粉を細く切った麺を四角くまとめて油で揚げ、蜜を絡めて作られます。ふわふわとした塊を噛みしめると、蜜と油が口の中にじゅわっと広がります。甘さは意外と控えめです。