一年中流通しているきのこは、安価でどんな料理にも使える食卓の味方!
中でも低カロリーで食物繊維も多く、登場頻度が高いのがしめじではないでしょうか。
冷凍保存もOKと便利なしめじの栄養や、簡単レシピについてご紹介します。
きのこには菌床栽培と原木栽培があり、菌床栽培は樹木を粉状に粉砕したものに、米ぬかやふすま(麦のぬか)と水を加え、成形したもの(菌床)に菌を植え付け、湿度・温度管理をしたハウス内で栽培したもの。
原木栽培は扱いやすい大きさにカットした樹木に菌を植え付け、自然の中や、日除け目的などの簡易なハウスで栽培したもの。
菌床栽培されたきのこは安定した収穫ができるため、通年価格のブレなく流通することができます。
しかし、原木栽培に比べ、味と香りが劣ると言われています。
一方原木栽培は天然物に近い環境で栽培しているため、それ自体がブランド化しており、おいしいというイメージが強いです。
しかし、収穫量や品質は天候や虫害によっても左右されるため、金額は高めに設定されています。
きのこに含まれる栄養素は、種類によっても異なりますが、ビタミンBやビタミンD、C、また、カリウムや亜鉛、鉄などのミネラルも豊富です。
ビタミンBは栄養素の代謝を助けるとともに、神経を正常に保ち健康維持を助ける働きがあり、疲労回復を促します。
ビタミン類は野菜の約2倍も含まれていると言われており、かつ低カロリーで値段も野菜に比べ安定しているので、食べない手はありません!
きのこの中でもしめじは最もカロリーが低く、ダイエットの味方!
水溶性食物繊維が0.5g、不溶性食物繊維が2.5gと食物繊維も豊富で、便通を促し便秘解消にも役立ちます。
また、食物繊維は糖の吸収をゆるやかにするため、高血糖ぎみの方や糖尿病の方にもオススメしたい食材です。
栄養素 | 量(100gあたり) |
---|---|
エネルギー | 34 kcal |
水分 | 89.74 g |
タンパク質 | 2.24 g |
炭水化物 | 6.79 g |
食物繊維 | 2.5 g |
ビタミンD | 5.3 μg |
ビタミンB1 | 0.046 mg |
ビタミンB2 | 0.223 mg |
ビタミンB3(ナイアシン) | 4.509 mg |
カリウム | 304 mg |
リン | 112 mg |
マグネシウム | 20 mg |
鉄 | 0.42 mg |
亜鉛 | 0.52 mg |
しめじは他のキノコ類同様、冷凍保存が可能です。
嬉しいことに、冷凍保存することでキノコの細胞が壊れ、旨み成分である「グアニル酸」が生の約3倍にもなるということが研究でわかっています。
そのため、買ってきたら常温や冷蔵で保存しておくのではなく、すぐに冷凍してしまうのが最もおいしく、さらに長持ちさせるコツ。
水洗いしてしまうと表面の成分や旨みが流れてしまうので、目立つ汚れだけ避けたら石突きをカットし、ばらして保存バッグに入れて冷凍しておきましょう。
使う時には凍ったまま使えばいいのでとっても便利。
冷凍した場合1ヶ月程度は持ちますので、なかなか一度に1パック使いきれず賞味期限を迎えしなしなになってしまいがちなしめじも、焦らず使い切ることができそうです。
火を通しても形が崩れにくく、シャキシャキした歯ごたえの良さもあるしめじ。
安価で手に入りやすいので、野菜室に入ったままだったということも。
パパッと作れる、しめじを使った簡単レシピをご紹介します。
⚫︎しめじの天ぷら
簡単なのにどんどん手が進む!しめじの天ぷらです。
もちろんしめじではなく、舞茸やえのきなどお好きなキノコに変えたり、いろんな種類を揚げてもOK。
⚫︎しめじの甘辛炒め
時間がないときでもサッと作れる一品。
冷凍のしめじを使えば、味も染みやすくおいしく仕上がります。
⚫︎きのこのガーリックソテー
しめじだけではなく、いろいろなキノコをミックスして作るガーリックソテー。
低カロリーながらパンチのある味わいで、キノコの数だけ異なる食感が楽しめます。
⚫︎きのこと鮭のホイル焼き
ホイルに包んで焼くから、鮭はふっくら失敗なし!
鮭の脂がしめじに染みてさらにおいしくなりますよ。
簡単なのでキャンプ飯にもぴったりです。
⚫︎きのことベーコンの和風スパゲティ
しめじとベーコンの旨みが合わさり、さっぱりと食べやすいお味のスパゲッティです。
ランチなど、簡単に済ませたい時のごはんとしてもぴったりです。
スーパーでしめじを選ぶ際は、おいしいものを選びたいですよね。
そんな時にチェックすべきポイントをご紹介します。
⚫︎水滴がついていない
パックや袋の中に水滴がついているものは、しめじが痛む原因になるので避けましょう。
また、しめじ自体が水っぽくなっているものは腐りかけのサインなので、食べるのはやめましょう!
⚫︎傘が肉厚
傘の部分が肉厚なものはおいしいキノコの証拠。
まず傘の厚さをチェックしてみましょう。
⚫︎軸が太く、ハリがある
全体的につやがあり、軸が白く、太いものを選ぶといいでしょう。
しなっと元気のないものではなく、ハリがあるものを探してみてください。
色の濃さや、大きさは味にあまり関係がありません。
キノコは、冷凍することで細胞が壊れ、旨み成分であるグルタミン酸などのアミノ酸が生キノコの約3倍も増えるのだそう!
買ってきたら、洗わずに石づきを切り落とし、使いやすい大きさに切ったりほぐして冷凍庫へ入れておけば、使うときも必要な分だけ取り出せて便利。
多少食感は変わりますが、日持ちもするので、キノコを買ったら冷凍する、を習慣にしたいですね。
ローカロリーで食物繊維も豊富な便利食材、しめじ。
冷凍しめじを活用しつつ、ご紹介したレシピで安価なしめじをたくさん食べてみてくださいね。
※本記事は、AIにより自動生成されたものに一部加筆修正を行なっております。
※美容効果に関する情報は一般的なものであり、個人によって効果の感じ方や効果の現れ方は異なる場合があります。ご自身の体質や健康状態に合わせて、適切な食事を心掛けてください。