栄養豊富な緑黄色野菜、ほうれん草。
寒さに強く、冬に旬を迎えるこの野菜は、味もクセがなく食べやすいので、いろいろなレシピに活躍します。
しかし、日持ちは3〜4日と短めなのが欠点。
いったいどう保存したらより長持ちさせることができるのでしょうか?
豊富な栄養や買っておいたものの使いきれないときの大量消費レシピなどについてもご紹介します!
スーパーでは一年中店頭に並んでいますが、冬が旬のほうれん草。
栄養価も高く、甘みも感じられるのが特徴の緑黄色野菜ですが、実際どのような栄養が豊富なのでしょうか?
栄養素 | 量(100gあたり) |
---|---|
食物繊維 | 2.2 g |
ビタミンA | 469 μg |
ビタミンC | 28 mg |
ビタミンE | 2 mg |
ビタミンK | 483 μg |
葉酸 | 194 μg |
カルシウム | 99 mg |
鉄 | 2.7 mg |
マグネシウム | 79 mg |
カリウム | 558 mg |
お味噌汁に炒め物、おひたしなどいろいろな料理に使えて便利なほうれん草ですが、日持ちが短いのがネック。
より長持ちさせるためには、常温・冷蔵・冷凍、どの保存方法が最も適切なのでしょうか?
⚫︎常温保存
購入後すぐに使う場合や、温度が低く湿度が適切な場所で短期間のみ保存する場合は問題ありませんが、基本的に常温での保存は、ほうれん草の鮮度を保つのにはあまり適していません。
水分が多い野菜なので、暖かい場所で長時間放置すると、すぐにしおれたり腐ったりする恐れがあるため、買ってきたらすぐに冷蔵庫へ入れておきましょう。
⚫︎冷蔵保存
冷蔵保存する場合は、ほうれん草の水気を拭き取ってからビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫または野菜室に保管しましょう。
水気を切ることが重要で、湿った状態で保管すると腐りやすくなります。
冷蔵での保存期間はおおよそ3~5日程度ですが、できるだけ早めに使い切ることが望ましいです。
⚫︎冷凍保存
長期間保存したい場合は、冷凍での保存がベスト!
ほうれん草を茹でる、またはレンジで加熱してから水分をしっかりと切り、小分けにして冷凍保存袋に入れて冷凍します。
茹でることで酵素の活動が止まり、色や栄養を保ちやすくなります。
冷凍したほうれん草は、炒め物やスープなど加熱調理にそのまま使用できてとっても便利。
冷凍保存の期間は約1ヶ月程度が目安です。
鉄分や、ビタミン類も豊富なほうれん草。
よりおいしいほうれん草を選ぶためのコツをご紹介します。
⚫︎葉が肉厚でピンと新鮮なもの
ほうれん草の葉がきれいな緑色をしており肉厚で、ピンと張っているものを選びましょう。
しなしなしていたり一部変色しているものや、全体の色が薄いものはあまりいい状態のものではありません。
⚫︎茎が太く密集しているもの
茎が太めで数が多いものは栄養が豊富な証拠。
また、根本がすこし膨らんでいるようなものや、ピンク色が強いものは栄養を蓄えているので要チェックです。
ほうれん草は適切に保存しても冷蔵で数日が限界。
なるべくなら新鮮なうちに食べ切りたいですよね。
たくさん余ってしまったときでも簡単に作れる、ほうれん草消費レシピを5つご紹介します!
⚫︎ほうれん草の梅和え
梅肉と和えることでさっぱりと頂けるほうれん草の梅和えです。
火を使わずにできるので、疲れているときや暑い日でも手軽なレシピです。
①ほうれん草は根元の先を切り落とし、根元に十字に切り込みを入れ、4cm幅に切ります。
②耐熱容器に入れ、水(分量外:大さじ1)を加えてふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分ほど加熱します。
③水にさらして粗熱をとり、水気をしっかりと絞ります。
④大根はすりおろして水気を切ります。
⑤梅干しは種を取り、細かく刻みます。
⑥ボウルに☆、大根おろし、刻んだ梅を入れて混ぜ、ほうれん草を加えてあえます。
元Jリーガーで料理人の小泉勇人さんが提案する、かにかまとほうれん草の中華和え。
鉄分豊富で作り置きにもぴったりで、食卓やお弁当の彩りとしても活躍するレシピです。
①ほうれん草はラップで包み、電子レンジ600Wで2分加熱したら水にさらします。粗熱が取れたら水気を絞って3cmの長さに切ります。
②ボウルに①、☆、細かくちぎった海苔、裂いたかにかまを入れ和えて、いりごまを振ったら完成!
レンジで簡単、離乳食後期から与えられるほうれん草とバナナの蒸しパンです。
バナナの自然な甘みで子どもには十分ですが、大人が食べる場合は砂糖やラカントなどお好みのもので甘みをプラスして作っても。
①ほうれん草は洗ってラップに包み600Wで2分ほど加熱します。
②バナナはボウルに入れ、フォークで潰します。
③水を切ったほうれん草を加え、あればブレンダーでペースト状になるまで混ぜます。なければみじん切りにしたほうれん草を加え、残りの☆の材料も入れて混ぜます。
④生地をシリコンカップや離乳食用の小分けトレーに7〜8分目まで入れたらラップをし、500Wで2分ほど加熱します。
⑤爪楊枝を刺して、生地がついてこなければ完成。まだ生の場合は10秒ずつ追加加熱してください。
⚫︎ほうれん草の胡麻和え
鮮やかな緑色のほうれん草と、香ばしいごまの風味がマッチ!
定番和食のほうれん草のごま和えは、常備菜にもオススメですよ。
①ほうれん草を洗いラップにしっかりと包んで、600Wのレンジで1分30秒〜40秒程加熱します。もし固い部分があれば、10秒くらいずつ追加で温めて程よい固さにします。
②さっと水洗いしてアク抜きをし、水気を切ります。
③根元を切り落とし、食べやすい大きさに切っていきます。
④ボウルにほうれん草、白すりごま、砂糖、しょうゆ、みりんを入れて混ぜ、完成です。
⚫︎野菜たっぷりビビンバ丼
野菜たっぷりでボリュームも満点!
コチュジャンの味が食欲をそそるビビンパ丼です。
①にんじんは千切りにします。ほうれん草は根元に縦十字の切り込みを入れて水をはったボウルの中でふり洗いしたら根元を少し切り落とし、3cm幅に切ります。
②ボウルに牛肉、☆を入れてもみこみ、10分ほどおきます。
③大きめの耐熱容器にもやし、にんじん、ほうれん草をそれぞれ混ざらないように分けて入れ、水(分量外:大さじ1)をふってふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱します。
④ほうれん草は水にさらして水気をしぼり、もやし、にんじんは水気を切って粗熱をとります。
⑤ボウルを3つ用意し、★をそれぞれ1/3量ずつ入れて混ぜます。
⑥フライパンにごま油を入れて中火で熱し、2の牛肉を入れてほぐしながら色が変わるまで炒めたら、器にごはんを盛り、ナムル、5の牛肉をそれぞれ半量ずつのせ、卵を1個ずつのせて完成!
栄養豊富で、和え物でも丼でも汁物でも万能に活躍するほうれん草。
特徴と使い道を知っておくことで、さらに料理の幅が広がりそうですね。
食材をムダにしないためにも、適切な保存方法でほうれん草を長持ちさせておいしく食べましょう!
※本記事は、AIにより自動生成されたものに一部加筆修正を行なっております。
※美容や健康効果に関する情報は一般的なものであり、個人によって効果の感じ方や効果の現れ方は異なる場合があります。ご自身の体質や健康状態に合わせて、適切な食事を心掛けてください。