賞味期限切れの牛乳はいつまで飲める？大量消費レシピも！

子どものいる家庭ではよく食卓に登場する牛乳。

ですが、思ったより飲まなくて賞味期限が切れてしまった……なんてこと、経験ありませんか？

大量に余ってしまった牛乳、一体どのように処理すればいいのでしょうか？

賞味期限切れの牛乳は何日までなら飲めるのか、また、牛乳消費レシピについてもご紹介します！

牛乳は賞味期限が過ぎても飲める？

未開封か開封しているかにもよりますが、ちゃんと冷蔵してあれば、牛乳は数日賞味期限が過ぎても飲むことが可能なことがほとんど。

開封している場合、牛乳の状態を見てから飲むようにしましょう。

不安な方は、料理に活用してみてはいかが？

加熱により殺菌されるため、数日賞味期限が過ぎていても安心して食べることができますよ。

賞味期限切れ牛乳のチェックポイント

数日賞味期限を過ぎた牛乳でも、品質的には大きな問題はありません。

しかし、必ず状態を確認し、異変があれば破棄しましょう！

期限切れ牛乳を飲む際のチェックポイントをご紹介します。

⚫︎色や臭いをチェック

変色していたり、臭いが酸っぱいような感じがあれば、変質が進んでいる可能性大。

諦めて破棄した方が良さそうです。

⚫︎保管状況を確認

牛乳は冷蔵庫で冷やして保存することで、品質を維持することができます。

開封していても、適切に保管されていれば数日過ぎていても問題ないと考えられます。

しかし、常温で放置してしまった場合などは、潔く破棄してしまうのがいいかもしれません。

実はすごい！牛乳の栄養素

飲みやすく、手軽にタンパク質も摂れる牛乳。

シリアルやパンとの相性もよく、朝ごはんのおともとしてもよく食卓に登場するのではないでしょうか。

実は、牛乳にはそれ以外にも必要な栄養素がたっぷり！

以外と知らない、牛乳の優れた栄養についてご紹介します。

⚫︎カルシウム

牛乳の栄養素といえば、最初に思い浮かぶカルシウム。

ですが、栄養は摂れば摂った分だけ吸収されるわけではなく、一部を除いて排出されてしまいます。

そんな中、牛乳はカルシウムが豊富なだけでなく、吸収率を助ける栄養素も含有しているため、吸収率が最も高い食品なのです。

牛乳コップ1杯（200ml）あたりに含まれるカルシウムは227mg、そして吸収率は40%！

カルシウム量が多いとされる小松菜でも、吸収率はたったの18%。

牛乳であれば、小魚や野菜と比べてもより多くのカルシウムを効率よく摂ることができますね。

カロリーや脂質が低いとして牛乳の代替に豆乳を飲む人も多いですが、牛乳のカルシウム量は豆乳の４倍とその差は歴然。

⚫︎タンパク質

体の組織を作る材料として、またエネルギー源として利用されるタンパク質。

タンパク質を摂取すると、体内でアミノ酸に変換されて利用されますが、20種類あるアミノ酸のうち人間の体内で合成することができない９種類を「必須アミノ酸」といいます。

この必須アミノ酸は必ず食物から摂取しなければなりませんが、牛乳はこの９つをバランスよく含んでいるため、コップ２杯（400ml）で１日に必要な必須アミノ酸を摂れるとされています。

⚫︎ビタミン、ミネラル

栄養の3大要素であるたんぱく質、脂質、炭水化物の働きを助けるビタミン、ミネラル。

牛乳にはこのビタミン、ミネラルも豊富で、免疫力を高めて病気になりにくい体をつくる、病原菌の感染を防ぐ、血圧を改善するなどの効果もあるとされているんです。

子どもだけでなく、大人も毎日飲むことで健康的な体づくりを目指すことができますよ。