キャベツは日本でよく栽培され、国産の割合がトップクラスの誇る野菜。
キャベツから発見されたビタミン様物質「ビタミンU」、別名「キャベジン」を含有しており、胃腸を守る効果が高いことがわかっています。
甘みが特徴的で、生でも火を通してもおいしいキャベツ。
さまざまな料理に使えて便利ですが、なかなか丸々一玉使い切るのが難しく野菜室に余らせてしまうことも……。
冷凍保存についてや、栄養、簡単レシピについてもご紹介します。
さまざまな料理によく使われるキャベツ、実際どのような栄養が豊富なのでしょうか?
栄養素 | 含有量 | 栄養素のはたらき |
---|---|---|
食物繊維 | 2.5 g | 消化器系の健康をサポート |
ビタミンC | 36 mg | 免疫機能の強化や皮膚の健康に役立つ |
カリウム | 230 mg | 血圧の低下、脳卒中の予防に役立つ |
カルシウム | 40 mg | 骨や歯などを作る |
タンパク質 | 1.3 g | 体をつくる |
炒め物、スープ、付け合わせなどさまざまな料理に使えるキャベツですが、ちょっとしたテクニックで日持ちさせることができます。
より長持ちさせるためには、常温・冷蔵・冷凍、どんな保存方法が最も適切なのでしょうか?
⚫︎常温保存
キャベツは常温での長期間保存には向きません。湿度が高いとさらに腐りやすくなるので、湿気を避けることが大切です。
涼しく、直射日光の当たらない場所を選び、通気性の良いネットやかごに入れて保管するのが好ましいです。
また切り口がある場合は、切り口の部分にラップをして乾燥を防ぎましょう。
長期保存には向かないため、常温保存する場合は数日ですぐに使い切ることをおすすめします。
⚫︎冷蔵保存
キャベツは冷蔵であれば1~2週間程度保存可能です。
キャベツの外側の葉を数枚取り除いたら、キャベツ全体を乾燥から守るためにラップやビニール袋で包み、冷蔵庫の野菜室に入れます。
ただし、ラップで完全に密閉させてしまうと、湿気が多すぎて腐敗の原因になることがあります。
これを避けるために、ラップには小さな穴を開けておくと良いでしょう。
⚫︎冷凍保存
キャベツは生の状態で切った後、そのまま冷凍保存できます。
凍っている状態から直接、お料理に使用することができとても便利です。
ただし、冷凍されたキャベツは生のものと比べると食感に違いが出るので、解凍後は加熱してから食べることをおすすめします。
また、お料理にあわせてあらかじめ、ざく切りや細切りなど、冷凍させる前に切り分けておくと使い勝手が良くなります。
ビタミンCや、食物繊維が豊富なキャベツ。
スーパーなどでは山積みにされていることが多いですが、できるならより新鮮なものを選びたいですよね。
そこで、よりおいしいキャベツを選ぶためのポイントをご紹介します!
⚫︎ずっしりと重いもの
良質なキャベツは手に取ったときに葉の密度が高く、重みを感じます。
軽いものや、空洞を感じるものは避けましょう。
⚫︎鮮やかな緑色のもの
色が濃く、生き生きとしているものを選びましょう。
時間が経過すると、キャベツは徐々に色あせるため、色が濃いものは新鮮であることの表れです。
⚫︎切り口がみずみずしい
分割されたキャベツの切り口が乾燥していないか、黒ずんでいないかをチェックしましょう。
⚫︎外葉がある
外葉がある程度残っているものの方が、保護されているため中身が新鮮なことが多いです。
日持ちするがゆえに、よく冷蔵庫に取り残されてしまうことが多いキャベツ。
そんなときに簡単に作れる、キャベツの大量消費レシピを7つご紹介します!
⚫︎豚キャベツ炒め
キャベツとお肉にちょっと濃いめの味付けとガツンとニンニクでご飯が進む!
①キャベツは食べやすい大きさに、玉ねぎは薄切りにします。
②にんにくは縦半分に切って芯を取り除き、横に薄切りにします。
③豚肉は3cm幅に切ります。
④フライパンにごま油、にんにくを入れて香りが立つまで弱火で熱します。
⑤豚肉を加えて色が変わるまで中火で炒め、玉ねぎを加えてしんなりとするまで炒めます。
⑥キャベツを加え、油がなじんだら☆を加えて炒め合わせます。
シンプルな組み合わせなのに、桜エビの香ばしさとキャベツの甘みが合わさるとお箸が進む味に!
①キャベツは食べやすい大きさに切り、にんにくは薄切りにします。
②フライパンに油少々、にんにく、桜えびを入れて弱火で熱し、香りが立ってきたら、キャベツを加え中火で炒めます。
③全体に油がまわったら、蓋をして弱火で4分蒸し焼きにします。
④しょうゆとみりんをまわしかけ、強火で炒めたら完成。
キャベツをお肉の周りにまぶすと不思議としゅうまいのような雰囲気に!
①みじん切りにした玉ねぎをボウルに入れ、片栗粉をまぶします。
②キャベツは千切りにし別のボウルに入れ、塩を加えて混ぜ合わせ、5分程置いたら水気を絞ります。
③別のボウルに豚ひき肉、☆の材料を入れ、混ぜ合わせたら、①を入れてさらに混ぜ合わせます。
④一口大に丸め、全体に②を付けます。
⑤耐熱皿にのせてラップをかけ、600Wの電子レンジで火が通るまで5分ほど加熱します。
⑥お皿に盛り付けてお好みでしょうゆなどをかけて完成!
まるで居酒屋のお通しで出てきそうな、やみつきキャベツのレシピです。
シンプルなのに手がとまらない、まさにやみつきになってしまう味!
①キャベツを食べやすい大きさにカットしたら塩を加え、軽く混ぜてから置いておきます。
②10分ほど置いて水をよく切り、☆の材料を加え混ぜたら完成。
⚫︎りんご入り!シャキッと甘いキャベツのコールスロー
りんごを加え、シャキッとした食感と甘みをプラスしたコールスローです。
さわやかな甘みなので、メインの邪魔にならず、さっぱりと食べられる味わいで子どもにも人気の一品
①キャベツを千切りにし、ボウルに入れたら塩をまぶし、おいておきます。
②りんごは5mm幅にカットします。
③よく水を切ったキャベツに②を入れ、☆の材料を混ぜたら出来上がり。
冷蔵庫によくある食材を使用した、カレー粉の深みのある風味が子どもにも人気のスープです。
①キャベツを太めの千切りにしていきます。
②にんじんをピーラーで削っていきます。
③ぶなしめじは根元を切って手でほぐし、玉ねぎは薄切りにします。
④ウインナーは5㎜の輪切りにします。
⑤小鍋にサラダ油を入れて中火にかけ、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ぶなしめじの順番で炒めていきます。
⑥野菜がしんなりしたらカレー粉を加え、30秒ほど炒めます。
⑦火が通ってきたら、水、コンソメキューブを加えてふたをし、沸騰したら弱火で2~3分煮ます。
⑧牛乳を加え、沸騰直前まで温め、塩で味を調えたら完成です。
⚫︎キャベツのベーコン巻き
キャベツをレンジで加熱し、下味を付けた後、ベーコンとチーズを重ねてくるっと巻いた、見た目もかわいいレシピです。
・ベーコン 4枚
・キャベツ 1枚
・ピザ用チーズ 2枚
・サラダ油 小さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
①キャベツを洗って、耐熱容器に水気がついたまま入れます。ふんわりとラップをして、600Wレンジで2分加熱します。
②粗熱を取ったら縦に半分に切り、芯を薄く切ります。
③軽く塩、こしょうで下味を付けます。キャベツ、ベーコン、チーズの順に重ねます。
④両端のはみ出たキャベツは切り、先ほど薄く切った芯と一緒に重ね、手前から巻いていきます。つまようじで3箇所とめて、3等分にします。
⑤フライパンにサラダ油小さじ1を入れて熱し、巻いたキャベツを加え両面こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
⑥お皿に乗せてこしょうを振ったら完成です。
和え物や炒め物でも万能に美味しいキャベツ。
色々な調理法を知っておくことで、明日の食卓がもっと豊富になりそうですね。
そんなキャベツをムダにしないためにも、適切な保存方法で長持ちさせて美味しく食べきりましょう!
※本記事は、AIにより自動生成されたものに一部加筆修正を行なっております。
※美容や健康効果に関する情報は一般的なものであり、個人によって効果の感じ方や効果の現れ方は異なる場合があります。ご自身の体質や健康状態に合わせて、適切な食事を心掛けてください。