OniGO通信遊び場いっぱい!待機児童の数は?渋谷区の子育て支援
遊び場いっぱい!待機児童の数は?渋谷区の子育て支援

遊び場いっぱい!待機児童の数は?渋谷区の子育て支援

子育て 2023年8月15日

渋谷区といえば、若者の街・渋谷をはじめ、代官山や恵比寿、笹塚など若者に人気のスポットが多く思い浮かびます。

子育て世帯が住む場所としてはどうなの?と思う方もいるかもしれませんね。

実は、渋谷区はママにも子どもにも嬉しいサポートがいっぱい!

今回は、渋谷区の子育て支援についてご紹介します。

渋谷区はこんなところ!




東京都の中心部に位置し、商業、文化、ファッションの中心地として国内外から多くの人々が訪れる渋谷区。

面積は約15km2で、商業施設、オフィスビル、デパート、ショッピングモールなどが集中して立ち並びます。

一方で、繁華街を過ぎれば恵比寿、代々木、笹塚などに閑静な住宅エリアが広がっており、交通の便もいいため、意外と子育て世帯からも人気のエリアとなっています。

遊びスポットもたっぷり




観光地だけあって、子どもと行ける遊び場もあちこちにあります。

現在はリニューアルのため休業中ですがコスモプラネタリウム渋谷や、人気のキャラクターがいっぱいのNHKスタジオパーク、こども科学センターなど屋内の施設から、代々木公園や渋谷はるのおがわプレーパークなど自然を身近に感じながら外遊びができる場所までたくさん!

様々な体験を通じ、子どもたちが自分の可能性を広げられるような刺激的な場所が数多くあり、選択肢を広げてあげられるという意味では子どもたちにとっても、ママパパにとっても有意義ですよね。

待機児童数や保育所の数は?




渋谷区の保育園の数は2023年時点で79施設(うち区立21、私立41、認定こども園12、小規模施設3、保育室(待機児童向け)2)。

過去には待機児童が多く、子育て世代からの不満も上がっていましたが、ここ数年の「チルドレン・ファースト」の取り組みにより、待機児童数は2021年から2年連続0を記録!

待機児童のみが利用できる保育室や自宅訪問型保育(健常児、障がい児向け)などもあり、幅広いニーズに対応する保育内容となっています。

4月1日時点 待機児童数
2018年 151
2019年 92
2020年 58
2021年 0
2022年 0


しかし、定員割れしている保育所がある一方で、人気の保育所では倍率が50倍を超えているところもあり、希望の保育所に入園できるかどうかはかなり差があると言えそうです。


・シッター制度も利用できる

保育所に入れず待機児童になってしまった、または入所申込みをせず、1年で育休満了し復職する場合に利用できるのが、ベビーシッター利用支援。

月曜日~土曜日の7時~22時のうち、1日11時間かつ月220時間まで、1時間150円で利用することができます。シッターサービスの入会金などは実費で、利用料のみが助成対象とはなりますが、保育園に入れなかった場合にもこういったサービスが安く利用できるのは助かりますね。

※利用条件あり


渋谷区の子育て支援は?




産前〜産後、子育て期まで十分なサポートが整っている渋谷区。

中でも出産・子育てに関わる、渋谷区ならではの制度をご紹介します。


・出産応援(赤ちゃんファースト)ギフト

妊娠16週~32週目の妊婦はLINEから妊婦面接を予約し、面接後にギフトを申請すると、「出産・子育て応援事業(国の出産・子育て応援給付金)」(5万円相当)に加え、「東京都出産・子育て応援事業(赤ちゃんファースト)」(5万円相当)のギフトを受け取ることができます。


・ハッピーマザー出産助成金

妊娠12週を超えて出産した方を対象に、子ども1人に月10万円が支給されます。
※諸条件あり


・バースデーサポート

子どもが1歳になると子育て情報やアンケートなどの案内が届きます。

このアンケートに回答すると、子ども1人につき1万円分のAmazon育児支援券がもらえるサポートです。


・赤ちゃんショートステイ

生後4か月未満の乳児を持つ母親が一時的に養育できない場合に、区が委託した施設(日本赤十字社医療センター附属乳児院)で乳児を短期間預かり、宿泊を伴う養育を行います。

月に1回、1回につき最長6泊7日まで申し込むことができ、料金は1泊2日6,000円から(1日増につき3,000円加算)。


・多胎児支援「タクシー移動経費補助」

0〜2歳の多胎児を育てる世帯に、毎年1回24,000円分のタクシー利用商品券が支給されます。


・子ども医療費助成

0〜18歳になるまでの間、保険内診療の自己負担分が助成されます。

補装具(治療用メガネなど)で健康保険から給付されるものも対象です。


・幼児の無料フッ素塗布

虫歯予防のため、渋谷区内の協力歯科医療機関で利用できる 「幼児の無料フッ化物塗布券」が送られてきます。

子どもとの歯医者さんデビューのきっかけとして、お口の中を診てもらえるのは嬉しいですね。

「渋谷区モデル」のICT教育




小中学校での教育においては、平成29年から全国の自治体に先駆けて「渋谷区モデル」として生徒1人につき1台タブレット端末を導入開始。

ICT教育(インターネットを活用した情報共有を実現する技術についての教育)をいち早く整備し、すべての生徒がICT機器に触れる機会を設けることで、情報活用能力の育成を重視しています。

そのため、渋谷区の小中学校にはすべての教室でWi-Fiに接続することができ、教室のスクリーン、プロジェクターにタブレット端末の映像を投影することで、お互いの意見をリアルタイムに共有、コミュニケーションにも役立てています。

学校を休んだ時でも、教室に設置されているWEBカメラの配信を見れば自宅から授業を受けることが可能。

このように授業だけでなく様々な場面でタブレット端末が活用されており、新しい学びの形を率先して取り入れる姿勢は渋谷区ならでは。

子どもにより高いレベルの教育を施したいという方にはメリットと言えるかもしれませんね。

渋谷区は若者の街、だけじゃない




「渋谷区は若者の街」というイメージが先行している方もいたのでは?

渋谷区は繁華街だけでなく、子育て支援も充実!

とくに教育の面では、他の自治体ではないような新しい学びの形にも力を入れています。

もちろん23区の中で家賃相場が高いエリアではありますが、そのぶん楽しい遊び場もたくさんあり、子育てに向いている区と言えますよね。

これから引越しを検討している方は、今回ご紹介した制度などを参考に、ぜひ渋谷区での子育てを検討してみてくださいね!


※2023年8月時点の情報です。

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