産地：イタリア / トスカーナ ボリューム：フルボディ ブドウ品種：サンジョヴェーゼ,カナイオーロ このワインは、トスカーナの丘陵地帯にある伝統的なブドウ畑に由来しています。このブドウ畑は1800年代にグアルティエロ・ヌンツィによって設立され、ヌンツィ家はキャンティクラシコ協会の設立と発展に重要な役割を果たし、1970年代と1990年代にはその副会長および会長を務めました。ヌンツィ家はもともと他社へのブドウやワインの販売を中心に活動していましたが、2012年からは選りすぐりのブドウを使用した自社ブランドのワインの販売を始めました。 ブドウ畑は27ヘクタールに広がり、30年以上の樹齢を持つブドウが丁寧に手入れされています。ここでは主にサンジョヴェーゼ、コロリーノ、カナイオーロなどの土着品種と、メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種が栽培されています。土壌は石灰質の泥灰土で、ワインはステンレスタンクで発酵し、樽で18ヶ月熟成させ、その後瓶内で6ヶ月熟成させています。 このワインはルビーレッドの色合いを持ち、熟した赤い果実の香りとチェリーや天草のブーケが特徴です。バルサミコやスパイスのニュアンスが心地よく感じられ、柔らかい口当たりと長い余韻が楽しめます。